| 多くの不妊の患者さんは、冷えや肩こり、腰痛、頭痛、生理痛などの愁訴を併せ持っている場合が多く、これらの愁訴は東洋医学で言う『血の道』、『悪血(おけつ)』、『瘀血(おけつ)』等の症状として子宮や卵巣の不調に結びつくものが多く、治療の際のヒントになります。
なかなか子宝に恵まれない方で、下記の症状などでお心当たりの方はぜひ鍼灸をおためしください。
・足、腰にいつも冷えを感じている。
・生理痛が強く、寝込んだり痛み止めの薬を服用している。
・生理直前になると腹痛、腰痛、頭痛、気分不快などを感じる。
・生理が不順である。
・肩こりや腰痛、頭痛が常にある。
・基礎体温が2層にならない。
・基礎体温で低温期が長い。
・基礎体温で高温期が短い、またあまり体温が上がらない。
・高温期になっても変動が大きい。
・タイミング療法を行っているが、なかなかうまくいかない。
・子宮内膜が厚くならない、薄い、と言われている方。
・卵胞の出来がよくない。
・最近、排卵期の帯下(おりもの)が少なくなった。
・原因がよく分からない、原因不明の不妊である。
・精子数が少ない、運動率が悪い、奇形率が多い、と言われる。
・子宮内膜症を患ったことがあり、手術をしたことがある。
・現在、子宮内膜症がある。
・精神的にも疲れた。不妊治療に疲れた。でも子供は欲しい。
鍼灸治療を第一の不妊治療として行うこともお勧めできますが、現代医学的な不妊治療をしている場合にも、その補助療法として鍼灸治療を行うことも意義があると思います。
下記について当てはまることがあればぜひご相談ください。
・人工授精(AIH)を何度もやっているが、なかなか成功しない。
・体外受精をやっているが、採卵しても良い卵胞が取れない。
・体外受精で、受精後順調に分割しない。卵胞が死滅する。
・凍結胚移植で、胚を融解すると胚が死滅する。
・グレードの良くない卵胞が多い。
・最近は卵胞も少なくなった。
・体外受精を何度かしているが、移植まではうまくいくが、着床しにくい。
不妊症は、その名前からするともっともな病気らしく思えます。しかし、ほっておいても生命に別状はなく、肉体的な苦痛もないのが普通です。病気であって病気ではない、なんともはっきりしないものです。
しかし、不妊そのものは病気ではなくとも、子宝に恵まれないというのはどこかに異常があることは確かなのです。
そういった異常には鍼灸治療は良い効果があります。
また冗長になりますがこれまで当院で行ってきた不妊治療を振り返りながら、鍼灸治療と不妊、特に冷え、ストレスが及ぼす不妊への影響について書いていきたいと思います。
(独善的な内容で推論が多く、科学的に解明されていない内容ばかりです。しかしこれまで治療してきた経験から考えると、大きく外れているとも思えません。そこで私が治療室で実際に患者さんに説明する内容を書かせて頂きます)
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