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不妊症体質の改善について

その1 ストレス状態、冷えの改善によるホルモンの働きの改善

当院の鍼灸治療は、まず体の冷えやストレス状態を改善し、自然な月経周期を目指します。

産婦人科で、『黄体機能不全』、『排卵障害』と言われたり、月経不順のある方はこの働きが悪い方が多いです

高プロラクチン血症や潜在性高プロラクチン血症についても、鍼灸は効果があります。

下記の図は、間脳(視床)〜脳下垂体〜卵巣の、排卵の起こるホルモンの仕組み(ネガティブ・フィードバック)の模式図です。

卵巣は単独で働いているわけではなく、常に脳の奥から分泌されるホルモンの働きによって、卵子・卵胞を育てたり、十分に発育した卵胞があれば排卵するようにホルモンの切替と、排卵させるためのホルモンが一気に放出されます。

 

常に冷えを感じていたり、ストレスによって首や肩が凝るとか、寝起きが非常に調子悪い、と言うような方は、このようなホルモンの働きや切替がうまくできなくて月経の周期が乱れたり、基礎体温でも高温期が短いとか、綺麗な二層にならないとかの状態が起きやすくなります。

 

 

鍼灸は、こうした冷えやストレス状態にある体の状態を改善し、自然な状態で質の良い卵子の排卵を目指します。

 

また、良い状態の排卵ですと、黄体もよく働くようになります。基礎体温の二層性も良くあらわれて妊娠しやすい体になっていきます。

 

加齢による卵巣機能の低下や早発閉経等でなければ、週に2〜1回の治療をおおむね3周期くらい続けると、基礎体温でもその効果が確認できるようになります。

 

関連ページ

当院ブログ 基礎体温と鍼灸 → http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi?no=599

当院ブログ 高プロラクチン血症・潜在性高プロラクチン血症と鍼灸 → http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi?no=549

 

 

その2 子宮内膜症体質の改善

未妊期間が長い=月経の回数を多く経験すると起こりやすい子宮内膜症体質

体外授精などで着床障害が疑われる場合など、この体質が深く関与します

子宮内膜症という病気がありますが、これはたとえば重度になれば卵巣や卵管の癒着を引き起こしたり、卵巣にチョコレート嚢種が出来たりします。

軽症な子宮内膜症は診断されること自体が少なく、主な症状である月経痛だけで済まされるケースが多いようです。

妊娠しにくい体質としては、この軽症な子宮内膜症などが免疫的に過剰になり、妊娠しにくい体質を作っています。

 

・初潮の頃は強くなかったが、最近強くなってきた

・月経痛のために痛み止めを飲んでいる

・PMS(月経前症候群)がある

 

上記に思い当たる方は、子宮内膜症という診断がされていなくても子宮内膜症になりやすい体質として、当院では子宮内膜症体質と呼んでいます。

東洋医学で言う肝鬱(かんうつ)・肝実(かんじつ)という証が多く、またストレスも関係しています。

 

 

子宮内膜症の主な症状は下腹痛や頭痛、腰痛排便痛などの月経困難症です。

中等度以上のものなると不妊などが出てきますが、これは子宮内膜症と診断されたものだけであって、軽症を含めるともっと多くなると予想されます。

 

 

 

 

妊娠は、受精卵や胎児という自己の組織だけではない一種の異物を10ヶ月間大切に育てるという免疫的には大変不思議な現象です。

妊娠が成立する少し前に、子宮内膜に受精卵が接着して着床しますが、子宮内膜症体質によって過剰な免疫が働いていると、この着床がまずうまくいきにくくなります。

 

また過剰な免疫が働いている腹腔の中の腹水では、サイトカインという数種の化学物質が産生されます。

子宮内膜症の方の腹水中では、その化学物質が原因で卵管が卵子をピックアップしにくくなったり、卵子の成長を阻害するそうです。

 

 

腹腔内などに内膜が育つと月経時剥離内膜や月経血がにうまく排出されません。

腹腔内清浄化のための免疫が強く働くようになります。

 

主な症状は月経痛ですが、初潮の頃強くなくて、成人になってだんだんと強くなってきたという特徴があります。

鍼灸と自宅灸が良い効果があります。

 

 

子宮内膜症が不妊となる要因は、日本産婦人科学会誌61巻9号に、下記の通り書いてあります

<卵巣・卵管機能の障害>
1)卵巣・卵管の機械的障害
2)排卵障害
3)卵胞発育の異常
<免疫異常>
1)液性免疫の亢進
2)抗子宮内膜抗体

<腹腔内貯留液の影響>
1)活性化マクロファージの影響
2)サイトカイン

<子宮内膜異常>
1)着床に必須のサイトカイン産生低下
2)脱落膜化の異常

 

 

特に軽い子宮内膜症には鍼灸が良く効きます。また自宅灸を行うことで子宮内膜症体質の改善を早めます

 

 

関連ページ
当院ブログ 自然妊娠を目指して・月経痛の改善 http://sanpei89.rakusaba.jp/diary/diary.cgi?no=801

 

 

 

子宮内膜症の発症の確率と出生回数

子宮内膜症の発症は、出産回数と密接な関係があります。

下の図は、子宮内膜症に罹患している方と出産の回数を調べたものです。

(出典 堤治著:生殖医療のすべて 丸善出版 ISBN978-4-621-07099-4)

 

出産回数が一度もない初経から20年経過の方では実に75%の方が子宮内膜症に罹患していた、と言うことです。

当院に一番来院の多いのは35歳以上の女性で、ピンクの楕円のあたりにいらっしゃる方だと思われます。

妻の結婚年齢が30歳を超えた場合は、仮に子宮内膜症と診断はされていなくとも、体質的に子宮内膜症になりやすい体質であると考えます。

当院では原因不明不妊の多くは、子宮内膜症が関与していると考えています。

当院では、鍼灸治療と自宅での灸治療をすすめています。

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