鍼灸の効果のある病気 → 整形外科系疾患、痛みを主とする疾患
■整形外科系疾患、痛みを主とする疾患
・ 腰 痛 : 一般的な腰痛のほか、腰椎椎間板ヘルニア、ギックリ腰、
変形性腰椎症 腰椎分離症 腰部脊柱管狭窄症など
腰痛については、平成17年9月に青森で開催された第41回東北鍼灸学会『鍼灸臨床研修会』で講師をつとめました。
→ 講演資料 (PDF約432キロバイト))
・ 膝の痛み: スポーツによる膝関節の傷害 変形性膝関節症
膝関節内にに水のたまる関節炎
・ 肩の痛み: 五十肩 肩の腱鞘炎(上腕二頭筋長頭腱炎など)
野球肩 肩こり など
・ 手・足痛み: 関節の捻挫 突き指 腱鞘炎・バネ指 関節炎
モルトン病 など
・ 神経痛 : 坐骨神経痛 上腕神経痛 後頭神経痛
肋間神経痛 三叉神経痛 など
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| 運動器系疾患の鍼灸では、腰痛がいちばん来院の頻度が高いようです。
20〜30代では椎間板ヘルニアが多く、症状の激しい患者さんが多いようです。症状の強い場合には、整形外科での治療を第一にして、その次の手段として鍼灸治療を選ぶべきと考えます。
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| 腰椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間関節症、筋膜性腰痛症、
など
椎間板ヘルニアの鍼灸治療の場合、ヘルニアの痛みのせいで、痛みのある方の足全体の血行が悪くなり、痛みのほかに冷たく感じたりすることが良くあります。
鍼灸治療を行うことにより、ヘルニアを起こしている椎間板付近の炎症がおさまりやすくなり、また足全体の血行が改善することにより、症状が良くなっていきます。
ただし普通の腰痛に比べると、治療期間はだいぶ長くなることが多いようです。
通常、足まで痛みやシビレがある場合は20回程度、腰までの痛みの場合は10回程度の治療が必要なようです。
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坐骨神経痛、腰部脊柱管狭窄症(単に、脊柱管狭窄症とも)
下肢に痛みやシビレ感を訴える坐骨神経痛や、近年多くなってきている腰部脊柱管狭窄症にも、鍼灸は有効です。
脊柱管狭窄症の症状は坐骨神経痛と症状が大変よく似ていますが、一定距離の歩行や、また背筋を伸ばして立ったまいると、下肢に痛みやシビレが現れ、腰をかがめて休むと、短時間で症状が軽快するという特徴があります。
坐骨神経痛の原因は、多くは腰椎付近にあります。また腰部脊柱管狭窄症の原因は、多くは腰椎・仙椎付近の神経の炎症にあります。
鍼灸治療は腰椎、仙椎付近の血行の改善を促し、炎症を和らげて症状の消失を早めます。
腰部脊柱管狭窄症については、こちらのページでも書いています。 |
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| 疲労性の腰痛
40代以降は、慢性的な腰痛が大変多くなり、これは鍼灸治療が一番効果があるようです。
体を支える腰椎付近の筋肉などの慢性的な疲労や、腰椎の老化による変形などが出てくる年齢ですが、痛みがあるときは集中的な治療を行い、また改善したあとでも疲労回復を意識した管理的な治療を月に2回程度行うと、腰痛の再発がずっと少なくなっていきます。
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| 骨粗鬆症
特に女性の場合、60代以上になってくると骨粗鬆症(こつそしょうしょう)による腰椎の圧迫骨折などが多くなってきます。
この年齢での急な腰痛の発症の場合で、通院が困難なくらい重症な場合は整形外科での診察や治療が第一となります。 しかし鍼灸治療もとてもよい効果があり、骨粗鬆症が慢性的な経過をたどっている場合など、背骨付近の筋肉の血行を改善し、慢性の疼痛を和らげ、治癒を促進する働きがあります。
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モルトン病
足の骨の指の間にしこりができ、そのために痛みを起こすモルトン病には鍼灸はとても良い効果があります。積極的に手術をすすめられている方でない限り、多くは3〜5回程度の治療で効果が現れます。
足の骨の間にできている繊維性のしこりは、鍼灸で消え去ることは考えにくいのですが、それによって起きている炎症による痛みなどの症状は、患部の血行を改善することによって軽快していきます。
この疾患については、自宅でのお灸も良い効果がありますので、通院の合間に自宅でのお灸をとくにおすすめ致します。
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