ムチウチ損傷についての鍼灸治療は、損傷した部位にハリや灸を行う直接的な治療のほかに、手や足、肩や背中などにも治療を行い、大変良い効果が期待できます。
一般的に病院などでは、冷湿布や皮膚上からの低周波通電と言った治療、または痛み止めの薬、安定剤などを処方して治療を行っています。鍼灸治療はこれら薬剤の副作用もなく、治療を継続できる利点があります。
ただし症状によっては、病院などでの治療と並行して行うことが必要な場合もあります。
一方、打撲の場合は、鍼灸治療によって損傷部位の血行がすみやかに改善され、非常に治りが早いようです。また一般的な交通事故障害のように、数年後に痛みが再発するなどの後遺症の発生が少ないように感じます。
交通事故障害に限らず、痛みを主訴とする疾患は、痛みがストレスとなって血管を収縮させ、損傷部位の血液量が減るため栄養不足となって虚血を起こします。この虚血による栄養不良が痛みの発生を悪循環化させ、損傷の治癒を阻みます。
鍼灸治療は、治療による刺激により、この悪循環のサイクルを断ち切ることが出来ますので、患者さんが持つ本来の治癒力が働きやすくなります。
ムチウチ損傷や打撲による痛みなどのほかに、不眠やイライラ、耳鳴りやめまいと言った症状も鍼灸治療の得意とするところです。自律神経の働きを調節し、緊張した神経を和らげる効果が期待できます。
鍼灸治療は自費による治療が基本ですが、限られた条件下では健康保険も使えます。
交通事故の場合は、病院などで患者さんの治療費が自賠責保険から支給されるような場合は、鍼灸治療も自賠責保険が使えます。
※自賠責保険による治療をご希望の方は、まずはじめに自賠責保険担当者にご連絡の上ご来院ください。 |